六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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きらきらひかる 26

大学で会った、話すのを憚るような内容を何でも知っているとばかりに自慢気に、そして嬉しげに話すあの人のぎらついた目が浮かぶ。
確かに側に居たいとは思う。
何があったか知りたくないと言えば嘘になる。
でも
"愛しているなら分かるよね?"
だからと全て許されるとは思わない。
そう
愛しているからなんて理由で痛みさえ忘れてしまう程の傷に触れてはいけない
なのに
敦賀さんの言う"あの女"は何時までも影のように付きまとい、抉ろうとする。
痛みを与える事で自分の存在を忘れさせまいと
何時までも自分に縛り付けようと
そして
全てを奪って、自分だけの"敦賀蓮"にしようとしている
「海の代わりに何処か連れていって下さい!うんと遠くがいいです!ええと、そう京都!京都がいいです!秋になったら紅葉を見に行きましょう!冬になったら長野にスキーしに行きたいです!ああ、北海道の雪まつりもいいですね!春になったら桜!お花見しましょう!モー子さんや敦賀さんのマネージャーさんを誘って、みんなでどんちゃん騒ぎしましょう!そして夏になったら海に連れていって下さい!」
楽しい事を沢山して、あの人が誰か、何があったか考える暇なんて無い位未来の事で、約束で一杯にして

私ではなく、その人を忘れてしまえばいい

ただそれだけを考えていた
「いっぱい、いっぱい楽しい事しましょう!お正月にバレンタインに雛祭り、こどもの日もクリスマスも年越しもみんなでしましょう!」
少しでもその人から離れたくて
その人から敦賀さんを離したくて
固まったままの敦賀さんをエレベーターへ強引に連れていき開いたドアの向こうへ押し込んだ。
「あ、クリスマスは私の誕生日なんですよ!敦賀さんの誕生日は何時ですか!?私ケーキ焼きます!料理はちょっと得意なんです!チョコレートでも抹茶でも生クリームでも、敦賀さんの食べたいケーキを作りますよ!年の数だけロウソク立てて、みんなでお祝いしましょう!約束ですよ!?全部、敦賀さんが居ないと駄目なんです!覚えてて下さいよ!?」
まだ足りない。
もっと、もっと沢山
そう思うのに思い付かなくて言葉が切れてしまったその瞬間。

敦賀さんに抱き締められた。



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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2016/06/26(日) 12:04:25|
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