六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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Card of cups 6

『蓮?タイミング悪かった?』
「…いや、大丈夫。どうした?」
『連絡するって言ってたのに、なかなか来ないから』
「ごめん、未だ落ち着いてなくて」
『本当に?その話題、聞かなくなったんだけど』
「表向きはね。その事が関係しで問題が起きて」
『私の事?』
「違うよ」
携帯を持ち直し再びキョーコに目を向ける。きょとんと自分を見ていた彼女は察したらしく緊張した面持ちでキッチンへ消えた。
そういえば名字しかしらなかった…きょうこ、という名前なのか。
『少しだけでも会えない?』
「今忙しいんだ」
『ああ…映画の撮影にドラマもって聞いたわ』
「君は?」
『数日後に雑誌のグラビア撮影で一週間ハワイに…誰か側に居るの?』
「何故?」
『何だか、上の空だから』
女は鋭いと苦笑する。
「いないよ。俺が誰も部屋に入れないのは知っているだろ?」
『ええ、マネージャー以外はね、誰も、私も入った事がない………連絡も何時も私からになるから、たまには蓮からして』
「………そうだね、そうするよ。じゃあ…おやすみ」
『…おやすみなさい』
切れたのを確認して、キッチンへ向かうとカップに口を付けようとしていたキョーコが蓮を見る。
「ビールお飲みになりますか?」
「いや、コーヒーにするよ」 
「…誰にも言わないので、安心して下さい」
コーヒーメーカーをセットしながらキョーコが言う。
「うん…最上さんの名前を知らなかったから少し驚いた」
「みたいですね」
彼女は絶対誰にも言わないだろう。自分も誰にも言えない立場だったのだから。
…あんなに不破に会えるのを、喜んでいたのに
「どうぞ」
突然別れを告げた元恋人は歌手で。職を無くして人目から逃げて引っ越しをする羽目になった、たまたま助けを求めた俺は俳優で 。
「…鬼門って、こういう事か」
「何ですか?」
「こちらの話」
不思議そうに首を傾げるキョーコに微笑んだ。







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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/12/11(金) 12:55:55|
  2. Card of cups
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