六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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夢を見る

"あなた、妖精さん?"

懐かしい夢を見て、目が覚めた。気怠さが残る体。隣で眠る"今の彼女"を起こさない様、ベットから抜け出し、服を羽織る。

…何時もそうだ。

"彼女"を抱いた後、必ずと言っていいほどあの時の夢を見る。日本に滞在した時に会った女の子の夢。京都の、暑い夏の思い出。母親の期待に添えなかったと何時も泣いていた少女。ハンバーグが好きで、"ショーちゃん"が好きで、俺を妖精と信じた女の子。名前が上手く聞き取れなくて俺の事"コーン"と呼んだあの優しい女の子。今の俺を見たらどう思うだろう?
「流石にもう信じてないだろうな…」
自嘲気味に笑い、仰いだ目に映るのは月の無い夜空。あの子は今、俺の事なんて全て忘れて"ショーちゃん"の腕の中で眠っているのだろうか?それで涙が止まるなら…
「…おやすみ、キョーコちゃん」
チクリと胸が痛んだ理由が分からないまま、"彼女"が眠るベットへ戻る。


それが恋だと気付くのは、彼女と再会した後…全てを捨てた後だった。

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  1. 2009/05/10(日) 23:08:24|
  2. 短編小説
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