六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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きらきらひかる 11

「う~ん、この日ならどうにかなると思うんだけど…悪いな」
申し訳なさそうに手帳を見る、ロビーの向こう側の車の中で待っていたこの人が俺の為にかなり心を砕いてくれているのに気付いたのは最近で、それは多分一緒に仕事を始めた時からで。更に名前さえも覚えていないとある日突然気が付いてかなり反省し謝った俺に、何でもないと笑った彼にはきっと一生頭が上がらない。
「いえ、気にしないで下さい」
自分に関わる事を覚えていない方が悪いのにとまた反省する。
「いやでも、また蹴っ飛ばされて痣とか作られると困るんだけど」
「ただ噂を広める為に付き合っているだけですから、都合が付かなくて怒る事はないです」
「…前から思っていたんだけど、彼女、元彼に復讐って具体的にどうするんだ?」
何故そんな事が気になるのか
「…ぎゃふんと言わせると言ってましたが…それが?」
「ぎゃふんって?蹴っ飛ばすとか?説教するとか?」
「…多分、その辺り」
彼女が聞いたらまた怒りそうな言葉の羅列に、聞かれるまま話をしていた事を後悔した。
「その後、よりを戻したいとかは無いよな?」
「…………っ、は、ない、でしょう。復讐なんて物騒な事考える位だから」
それは
次の約束も
一生懸命話ながら俺に向ける
怒った顔も笑顔も
その男に
そんな事を考えた自分に動揺した。
「ならいいんだけど」
「何故…そんな事」
「お前の側にいて欲しいから」
「…………………は?」
「蹴っ飛ばしたり復讐を考えたり、その斜め上の考えや行動はお前を変えるんじゃないかという予感は当たっていた。それもかなりいい方向に動いている」
「そうなんですか?」
「…気づかないのがお前らしいよな…だから俺としては一生まではいかなくても出来るだけ長く一緒にいて欲しい」
「俺に言われても」
「お前の気持ちは?別れを告げられて分かりましたで終われるのか?」
「…相手にその気が無かったら無理でしょう」
「その気になって貰えばいいじゃないか。もう子どもじゃないんだからさ…自分で考えて、動いて、言葉にして続く未来を考えろよ」
だから最上キョーコと付き合う事になった時、そう言ったのか。
「悪い、話が長くなった。スケジュールが変更になったらすぐに連絡するよ」
「すみません、よろしくお願いします」
「気にするなよ?これも"モデル"のマネージャーの仕事なんだから」
改めて俺を見て満足そうに頷く。
「うん、"敦賀蓮"には見えない。何処からどう見ても"保津周平"だな」
あ…
何に気付いていないのか、分かった時は彼…社さんは周りでを気にしながら車から降りた後。
俺は何故、彼女が関わる記憶は鮮明に覚えていられるんだろう?










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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/08/23(日) 13:27:21|
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