六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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きらきらひかる 8

声を掛ける前に向けられた、安心したような笑顔に一瞬どう謝るべきなのか分からなくなってしまった。
「…遅くれて、ごめん」
「いえ私もアルバイトが長引く時は有りますし、それにほら、ちゃんと連絡もくれましたし大丈夫ですよ?それよりご飯食べましたか?」
ぐぅ、と盛大に聞こえた音に辺りを見渡して…最後に視線を移した最上キョーコの顔は真っ赤だった。
「…もしかして」
ランチと言うよりお茶の時間。
何も食べずに、俺を待ってた?
「違います!待っている間に服をちょっと見ようと思ったらつい夢中になって!可愛いのを見つけて買うか迷っている内に忘れちゃったんですよね~!あは、あはははは」
見ていたショウウィンドには華奢なレースが肩から胸元にかけて飾るマキシワンピース。そう言えばショッピングに行くとメールに書いてあった。
「これ?」
「そう!でもよくよく考えれば実用性に欠けると言うか来ていく場所が無いと言うかお値段も素敵ですし!」
実用性?値段が素敵?
「ささ、ご飯を食べに行きましょう!」
一歩踏み出した女が急に固まって目を泳がせると更に赤くなってきつく目を瞑る。
「ええい!女は度胸よ!」
握ると言うより捕まえる勢いで俺の手を取ると、勢いよく歩き出す。
「恋人らしく、恋人らしく、恋人らしく!」
…成る程、俺の努力を無駄にしないよう、頑張っている訳か。
付き合いを承諾した時点で責任を持てというなら、最上キョーコの復讐を成功させなければいけない訳で…。
どうしたら、最上キョーコの言う"恋人らしく"になるんだろう?
「…待ってて」
食事を終えた頃やっと思い付いて彼女を置いて店を出る。
あのワンピースをプレゼントしよう。
きっと協力的だと喜ぶだろう。







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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/07/26(日) 21:15:05|
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