六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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きらきらひかる 7

何度も何度も読み直し考えて、次の計画を保津さんの携帯へ送信する。
公園での保津さんの突っ込みは自分がどれだけ考え無しで行動しているかを再確認して、かなり、いやだいぶ
「……………恥ずかしかった…」
人の事言えない。私はきっとそれで段ボールの家になる。
そうならない為にも、そして復讐を成功させる為にも二回目は同じ轍を踏まない"つもり"で。人込みが嫌いだろう保津さんの事を考えると良心が痛むけど、本人が言ったんだからと目を反らした。
「大学で噂を流すなら皆がよく行くお店に二人で行けばいいのよね。先ずは話題のカフェで食事でしょ?ショッピングして時間があったら映画観て…」
保津さんと二人で実行しているシーンを想像して、首を傾げてしまう。
「あんまり恋人らしく、見えない?」
何処が悪いのか、世間一般によく目にする恋人達と比較して思わず手を打った。
「ああ!横に並んで歩いてないからだ!」
何時も私が前を、保津さんはその少し後ろを歩いていて手を繋ぐ処か繋げるような状態じゃない!
つまり、恋人同士に見られるはあの二人まではいかなくても、並んで何時でも手を握り合えるような状態でいなければいけない訳で、公園でお弁当を食べた時だって本当なら直ぐ隣に座って…
「ちょ、ちょっと待って、松太郎ともそんな感じだったじゃない!?」
付き合い出した頃はそんな事無かったように思う。アイツがバンドを始めてから交友関係が派手になって格好付けだしてから少しずつ距離が開いて。
前を歩くアイツに追い付こうと必死に歩いてたし、アイツも私に合わせる事はなかった。おまけに
「よくよく思い出してみると…私、アイツと恋人らしい事した事無い?」
アイツは私の手料理を食べるどころか、一緒に食事をした覚えもあまり無い。何時も友達優先で二人でいても誰かからの電話やメールに夢中で、私一人が喋る事が多くなって…携帯ばかり見て生返事の松太郎は私の話を一つも覚えていなかった。

世間一般の恋人がどうかなんて分からないけど、これって当たり前だと言えるのかな?


着信音に携帯を開くと、保津さんからのメール。
『誠意を持ってお付き合いします』
「…変な返事」
でもこれは、私が前言った言葉。
彼が私の我が儘に付き合ってくれるのは"何も考えていない"からだけど、それでもちゃんと聞いていてくれたのが嬉しい。
『保津さんの努力を無駄にしないよう頑張ります』
送信した後何だか変な会話になっているのに気が付いて、胸に過った寂しさも忘れ笑ってしまった。




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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/07/04(土) 11:33:22|
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  1. 2015/07/05(日) 00:35:21 |
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