六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

何度も恋をする 9

映画の長い撮影期間がやっと終わり、飛行機から降りた時から俺は浮き足立っていた。
やっとキョーコに会える。
少しでも未来を変える為に携帯を持たないと言っていた彼女との連絡は、部屋の電話だけだった。しかも彼女からでないと上手く繋がらなくて。
俺としてはかなり我慢を強いられる仕事だった。
「正直お前があの役をやり切れるとは思ってなかったなぁ…」
吐いた紫煙を追っていた社長がちらりと俺を見てにやりと笑う。
「"彼女"のお陰か?」
「そうです。ご希望なら今直ぐにでも紹介しますが」
この手の話は素直に話をした方が早く終わる。
「子どもがいるとかいないとか」
「今はいませんが、いずれとは思ってます」
「素直過ぎると面白くねぇな」
ひらりと手を振られ退出した時には、早く帰る事ばかり考えてた。
何時も思い通りに彼女の元へと向かってくれる"足"は映画の役の為にマンションにあって。

タクシーを呼んで貰うより、掴まえた方が早いかも

そう思いながら事務所を出て歩き出して
「……………キョーコ!」
俺を迎えに来たのか、道路を挟んだ向こう側を歩いていた彼女が立ち止まり周りを見渡してから恥ずかしげに、そして嬉しそうに手を振る。
深夜と言っていい時間
車の通りも少ない
遠くの横断歩道を渡るよりも、今ここでとガードレールを跨いだ俺にキョーコが目を見張る。
「…………!敦賀さん!止めて!」
「キョーコ、危ないからそこで待ってて…」
ガードレールの隙間から道路に出ようとした彼女を制した時、まだ間があると思っていた車の後ろから車線を越え追い越しを掛けた車のライトが目の前に広がった






未来は

俺の
君の
何処からやり直せば
訪れるのだろう?




スポンサーサイト

テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/06/23(火) 11:51:06|
  2. 何度も恋をする
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<何度も恋をする 10 | ホーム | 何度も恋をする 8>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sunagarekenji.blog34.fc2.com/tb.php/406-589575d4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。