六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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何度も恋をする 4

車に向かおうとした俺の腕を掴んだのは、キョーコだった。
「どうして、ここに?」
首が繋がったドラマの屋外ロケ。部外者への規制はカーアクションがある為更に厳しくなっている筈だった。
「もう少し、後に出来ませんか?」
「後?」
「おい蓮どうした…その娘は?」
「敦賀さん自分で運転するんでしょう?危ないから…社さんお願い、もう少しだけ、もう少しだけ後にして下さい!」
社さん?
「誰?知り合い?」
テレビ局の時も、熱を出した時も、そして道で会った時もマネージャーの社さんはいなかった。恋人になった後話はしたが会った事は無い筈で…現に、俺より人に対する物覚えがいい社さんが知らない。
なのに何故直ぐこの人が社さんだと分かる?
「もう少ししたらあの子も道路を渡り切るから!」
「あの子?渡り切る?」
明日間に合いそうにない
真面目過ぎるんだから
改めて聞くと
俺が困っているタイミングで現れるキョーコ
性急に求めた俺をすんなりと受け止めたキョーコ
そして早く帰れた夜を見計らったように部屋に訪れるキョーコ
まるで
事前に分かっているような
「いたっ…」
彼女の手をほどこうとして掴んだ手に力が入る。
君は、どうして先の事が
「どうしたんですか?」
監督の声に気を取られた一瞬、キョーコが俺の手を振り払い逃げていく。
「…………!」
「部外者が入り込んでいました!」
「スタッフ!ちゃんと監視お願いします!敦賀くん何かされましたか!?」
「…何も、ありません。大丈夫です」
「神経を使うシーンですし、少し落ち着いてから仕切り直しましょうか」
「その方がいいと思いますよ?」
黙って様子を見ていたスタントマンが、口を挟む。
「一番スピードを乗せる場所で子どもが道路に飛び出してきたと連絡が入りましたから」
子ども?
『あの子が道路を渡り切るから』
「…すみません、僕の安全管理に問題があったようです。検討し直す時間を下さい。場合によっては後日になるかもしれません」
正直、助かったと思った。
今のままでは冷静にカーアクションなんて出来ない。



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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/06/17(水) 20:54:11|
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