六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

言の葉の国 6

彼が女の子と話をしている姿を、遠くから見る。
此方に背を向けて立っていて顔も表情も分からないが、その雰囲気から二人が"友達"ではない事を物語っていて。
ちりちりと胸の奥が焼け付いて

ドウシテカノジョガトナリニイルノ?
アナタノコイビトハワタシデショウ?

風に舞った長い髪が、二人の姿を覆い隠して。



むくりと起き上がり、キョーコは周りを見渡す。
「…約束の時間って、何時?」
時計を確認すればもう昼が近く、訪問するには向かない時間。
静まり返った家の、軋んで音を立てる廊下を歩き居間に行くと片付けられた卓袱台にメモ。
『よく眠っているので一人で行きます』
…本当に?
台所には、洗われた二人分の食器。
…二人分。私とショ………
ばしんと両頬を思いっきり叩く。
「うん!目が覚めた!記憶が無いけど、ご飯はちゃんと食べたんだ。習慣って無意識でも出るってこの事?初めて体験した!あ、敦賀さんお昼には帰るのかな?作っておいた方がいいよね。夕飯の仕込みも今しちゃおう!鶏肉があるから唐揚げにして、サラダ作って、スープは…」
心に残る夢の記憶を追い払おうと傷む頬を撫でながら一人喋り続ける。
でないと心の奥底にある、暗い何かに囚われそうで。

…あんな夢を見るなんて。
京都出身の、東京に住んでいた二十歳の男の人なんて、沢山居るだろうに。





  


スポンサーサイト

テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/05/21(木) 10:30:30|
  2. 言の葉の国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<チャンス到来 | ホーム | きらきらひかる 6>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sunagarekenji.blog34.fc2.com/tb.php/389-bf7bcfe3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。