六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

act 223続き妄想(ネタバレ注意)side-k

side -S→R →K となります。
続き妄想のカテゴリを作らないと。 



「う…そ…」
ぎゅっと眼を瞑り、溢れ落ちそうな涙を堪えると歩み寄る蓮に笑顔を作る。
ーーー敦賀さんに、こんな私を見せたくない。
「……おかえりなさい」
「…ただいま」
上手く笑えているか分からない。でもコーンに会った後でなければ、それさえも出来なかった。
「ど…うしたんですか?こんな所で」
「約束をちゃんと守ったと、報告に来たんだけどね……もしかして…泣いてた?」
「泣いてなんか…いないです…っ」
「本当に…?」
キョーコの前にひざまづいた蓮の手が握り締めた右手に触れる。
「この中にあるのは…悲しみを吸い取ってくれる、魔法の石だろう?」
視線を合わせた蓮が、一呼吸置いて…口を開く。
「…お母さんと何かあった?キョーコちゃん」
「……………っ」
幼い頃、あの河原で見た優しい瞳。
泣いていた時、必ず耳に届いた響き。
耐えきれなくなった涙が溢れ落ちる。
「お…お母さんが…子どもはいないって、振り向いて、くれる、どころか…わた…私の存在さえ…なかった事に…わたし、やっぱりいらない子だったんだぁ…」
「そんな事無いよ。空を飛べるようにしてくれたキョーコちゃんは俺にとって大切な…誰よりも必要で大切な存在だよ」
髪を撫でた手に引き寄せられるまま肩に顔を埋めた。
「百点なんか取らなくても、キョーコちゃんは頑張り屋で優しい素敵な女の子だよ」
「コーン…ずっと側にいて…もう帰らないでぇ…」
「うん、ずっと一緒にいる。帰る時はキョーコちゃんも一緒に帰ろう。言っただろう?俺は最上さん…キョーコちゃんとの約束はどんなに無茶でも絶対守るよ」
「つるがさぁん………っ」
「大丈夫だよ。俺は離れないから…キョーコちゃんはもう、一人じゃないんだよ」
優しさを、言葉を、温もりも。
一番欲しい物をくれる人。
「愛してるよ、キョーコちゃん」
敦賀さんは何時も私に、立ち上がり前を向いて歩く勇気と自信をくれる。





スポンサーサイト

テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/04/26(日) 07:00:30|
  2. act 223続き妄想(ネタバレ注意)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<act 223続き妄想(ネタバレ注意)side-R&K | ホーム | act 223続き妄想(ネタバレ注意)side-R >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sunagarekenji.blog34.fc2.com/tb.php/379-2c66d25f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。