六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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act 223続き妄想(ネタバレ注意)side-S

題の通り、この話はネタバレを含みますので、折り畳みます。コミック派の方は注意して下さい。

後、私はアンチ松(敢えて本名の方を使っております)なのでその辺りご了承下さい。

引き延ばすのもアレなので、さくっとまとめて投下。


クソっ!何だよ!
松がわざと靴音を立てて立ち去ったのは、キョーコが我に返って追い掛けて来るかもしれないと思ったから。
『何するのよ!バカショー!』
昔のように笑顔を向ける事はないだろう。
自分の前では絶対泣かない事も分かった。
ーーーなら、怒れよ。怒鳴り散らせ
自分だけに向ける、唯一の激しい感情。
キョーコを縛る、唯一の手段。
ーーーあんな人形みたいな顔、キョーコじゃねぇ…
感情を呼び戻す手段が、あれしか思い浮かばなかった。
けれど
「…めんどくさい…」
はっきりと分かってしまった。
キョーコの中に自分は存在しないのだと。
もう困らせるからとかではなく、キョーコが捨てようとしている何かの中に自分が入っているのだと。
そして
前に立つ男も、きっとその中に。
「…何しに来たんだ」
自分だけでは無いと、付き合いの長さから自分の方がキョーコを知っているとの思いが松を強気にし、無言で通り過ぎようとする蓮に余裕のありそうな笑いを作る。
「アイツは大丈夫だ。ガキの頃からそうなんだよ。ちょろっと一人になりゃあ直ぐ元通りに」
「…その少しの間彼女がどんな風に、どんな思いで泣いていたか知っていて言っているのか?」
まるで見た事のあるような口振りに眉を寄せた松の横を蓮が抜けていく。
その視線の先にはふらりと歩き出したキョーコの後ろ姿。
「ほっとけよ!アイツは一人になりたいんだ!」
「一人になりたいんじゃない…探しているんだ」
何故、とは聞けなかった
何を、とは聞きたくなかった。
この男は知っている
自分の知らないキョーコを
この男の中にも、幼いキョーコが居る
「…お前は一体、誰なんだよ」

二人の姿が闇に消えていくのを呆然と見守るしかなかった。


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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/04/26(日) 07:00:00|
  2. act 223続き妄想(ネタバレ注意)
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