六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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love'n you  (萌え☆フェス企画)

魔人様管理会場リンク:
ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」
リンク先:http://ameblo.jp/sk56-crpa23-46vv/entry-12005862414.html
姉妹企画発案者ピコ様管理会場:
ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」
リンク先:http://ameblo.jp/picopico5/entry-12006045762.html
ドン☆フェス総合企画主催者ゆみーのん様管理会場:
ドン☆フェスの姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」
リンク先:http://ameblo.jp/skiploveme/entry-12008204212.html



切れない着信音に、視線を下に向けた俳優がキョーコのバッグを指差す。
「鳴っているの京子ちゃんの携帯じゃない?」
「え?」
競演しているこの俳優は自分を気に入ってくれたのか色々と誘われる事が多い。かなり強引な時もあって、今正にその状態で。
携帯は事務所から支給された物で自分好みにといっても元々入っていたデータの中から選んだ物。明らかに違う着信音だが天からの助け船にキョーコは乗った。
「ああ!そうです!変えたの忘れてました!」
バックから取り出す前に切れてしまったが、このチャンスを逃がすまいと笑顔の下で必死に考える。
「事務所から呼び出しの電話だと思いますので行ってきます!」
「こんな夜遅く?」
「私がこの時間しか空いてなかったので!」
「そんな事言って…もしかして彼氏なんじゃないの?」
「はぁ!?かかか彼氏って、ななななんでですか!?」
「着信音、loven'youだろ?」
聞いた事ある曲名。
これがと携帯に視線を落とす。
「そんなあからさまなラブソングを着信音に設定するなんて、彼氏がいます!大好きです!って言っているようなモノじゃない?」
「あからさまっ…だ…だいすき…っ」
真っ赤になったキョーコの手に持つ携帯が震え再び流れる"loven' you "。慌てて背を向け開いた画面の、恋人の登録した筈の名字ではなく"下の"名前を見てばたんと勢いよく閉じた。
「……!?!?!?」
「やっぱり彼氏?」
「は…いえあの、事務所からでした!では失礼します!」
どの部分で自分が困っているのか分からなくなったキョーコは、取り敢えず疑問を解決しようと駆け出した。

「どういう事ですか!?」
鼻先につき出された携帯に、蓮が笑う。
「ああ、俺からだって判りやすいように個別設定しておいた」
「だからって勝手にっ…お…おまけに、名前まで!」
「細やかな希望を叶えただけじゃないか」
「細やかな希望が大きな失敗を招く所でした!」
「でも助かったんじゃない?」
「……………それは…そうなんですが……」
会う度に言い寄る競演者の存在は、何気なく話す内容から聞き取れた。困っているからこそ話が出るのであって、そうとは思わないキョーコが誘われている事はもっと沢山あるだろう。
心を燻らせている時、鳴ったキョーコの携帯。
着信音の相手は事務所からか、彼女の親友からか、それとも、その男達からか。
そして自分が掛けてもこの着信音で…
そう考えた時には手が伸びていた。
いくら恋人とはいえ人の携帯を勝手にとは思ったが指は止まらない。
曲をダウンロードすると自分の着信音に設定する。
  
あなたと過ごす一夜が
私がしたいことのすべて

その歌詞にやっと満足して、携帯を置いた。
「部屋に帰る迄に歌詞を調べたんですが、もう…わ、私の気持ちだだ漏れみたいで恥ずかし過ぎます~!」
真っ赤になった顔を手で覆いながらの叫びに蓮が破顔する。
「じゃあこれから最上さんからの着信音、これにするよ」
「へ?」
「今ラ〇ュタなんだけどね、loven ' youにする」
くるりと背を向け自分の携帯を持った蓮のその腕をキョーコが引っ張る。
「止めてーーーー!掛ける度にこの曲が流れているかと思ったらいたたまれなーーーーーい!それより、私の携帯直して下さい!」
「いいじゃいか、着信音だけじゃ周りは俺だと気付かないだろ?」
「その度に取り繕える程私は器用な性格じゃないし、いくら隠しているとは言え何度も敦賀さんとの事を誤魔化したくありません!」
「じゃあ自分で変えれば?」
「敦賀さんが私に選んでくれた曲を変えるなんて出来ないです!」
「"蓮"って何時も呼んでくれるなら変えてあげる」
「敦賀さんだって何時まで経っても"最上さん"じゃないですか!ちょっと淋しいって思う位!」
「…………………………キョーコ……」
ちらりと振り向いた蓮がそのまま身体を傾けキョーコの耳許に唇を寄せて、吐息と共に恋人の名を呼ぶ。
「ひゃあ!ななななんで低音で囁くように言うんですか!?普通に言って下さい!普通に!!でないと色々思い出しちゃうから!」
「ああ、ベッドでのあれやこ「ぎゃーーー!わーーーー!」
「あ、ほら、携帯鳴ってるよ?」
「敦賀さんじゃないですか!やめて止めて鳴らさないで!敦賀さんのいじめっ子ーーー!」
恥ずかしさでパニックに陥ったキョーコから無意識に出る自分への言葉が聞きたくて蓮は携帯を鳴らし続け。
携帯を取り上げようとして背中に感じる体温が愛しくて、曲に合わせて口ずさむ。

Cause lovin' you has made my life so beautiful
貴方を愛する事で
私の人生は満たされていく


        







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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/04/11(土) 12:00:00|
  2. 春の胸キュン・萌え☆フェス
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<四月の拍手お礼。 | ホーム | フェアリーテイル 6>>

コメント

きゃーん。甘ーい!

チョイスされた萌えワードは、耳ささと耳 吐息でしょうか?
(背中ズンも?)
ご紹介にはとりあえず「耳ささと耳 吐息」と書かせていただきますが、間違いがありましたらご指摘ください。すぐに直しますので!

恋人同士の戯れ合い(?)がラブラブで可愛かったですー!
困って少し怒ってるキョコさんも、本気で怒ってるわけじゃなく、ほぼ照れだし!(笑)
蓮さんも幸せ一杯ですね!

Cause lovin' you has made my life so beautiful
貴方を愛する事で
私の人生は満たされていく

歌のチョイスも素晴らしかったです。

ドン☆フェス姉妹企画「春の胸キュン祭・萌え☆フェス」へのご参加有り難うございました!

まだまだ期間中ですので、また萌え萌えされた際には是非!
  1. 2015/04/11(土) 14:20:33 |
  2. URL |
  3. まじーん #NkOZRVVI
  4. [ 編集 ]

Re: きゃーん。甘ーい!

まじーん様、参加承認とコメントありがとうございます~!
もう自分でも何をチョイスしているのかチョイス出来ているのかも分かんない話になってしまい、主催者様方には本当に申し訳ないです(泣)
こんなワタクシですが、これからも宜しくお付き合い下さいませ~(平土下座)
  1. 2015/04/12(日) 18:14:17 |
  2. URL |
  3. すながれけんじ #-
  4. [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015/12/03(木) 08:55:11 |
  2. |
  3. #
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