六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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きらきらひかる 5

私は何をしたいんだろう?
松太郎をぎゃふんと言わせた後、どうしたいの?
ふと思い付いた疑問が心を覆う。
やっぱりお前が一番だと戻って来て欲しい?
申し訳ありませんでしたと土下座させたい?どちらも満足する気がするし、しない気もする。
「…確かめないと」
自分の気持ちを。ちゃんと松太郎をどう思っているのか、どうしたいのか。
この空に広がる雲みたいに心を覆っている靄をとらないと、結果がどうなってもすっきり出来ない気がする。
こんな状態で、無理矢理保津さんを付き合わせるなんて、良くない。
ふと視線を移した先には、その保津さんが立っていて。
ああ、そうだった
「探してたんですよ!」
噂を広める為にとにかく一緒にいなくちゃという一心で校内をさ迷い歩いてた。
「メルアド」
…メルアド?
突然の言葉に思考が止まった。
ああ、そうか。期間限定でも、恋人として一緒にいるなら知っておくべきなんだ。誰の目から見てもそう見えるには、こんな風に探す為にさ迷い歩いていてはいけない。だから…ええと
携帯を出しながら、何も考えていなかった自分に呆れる。
「今度出かけませんか?」
「うん」
「何処がいいですか?」
「どこでも…人が少ない所なら」
連絡先を交換した携帯を不思議そうに見ている保津さんは、何だか小さく見える。
「人が少なかったら私の好きな所でいいですか?」
「うん…………………服」
「そんな改まった所には行きませんから安心して下さい。それよりも…」
「?」
思った事を直ぐ口にしてしまうのが、悪い癖だと思うけど。
「背筋、伸ばしませんか?」
多分、小さく見えるのはそのせい。
松太郎の好きな所の一つが、しゃんと伸びた背中で、格好いい勘違いしてわざと丸めるのが嫌だった。
ずっとそう思っていたからか、丸めた背中を見ると妙に気になってしまう。
少し考えた後ぐっと背を反らした保津さんは更に大きい。良く見れば肩幅だって広いし手足も長い。
背筋を伸ばせば、
「うん、その方が格好いいですよ」
「…服より姿勢が気になる?」
「はい」
今度は私を不思議そうに見る保津さんが何だか可笑しくて、つい笑ってしまった。


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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/03/05(木) 19:48:18|
  2. きらきらひかる
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