六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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フェアリーテイル 5

方向転換したキョーコは壁に凭れ、あらぬ方向を見ていた筈の大先輩に何故かあっさり見付かって人目の無い場所へと連れていかれた。
「おはよう最上さん。その石の事だけど」
「はいぃぃぃ!」
何故自分の名前を知っているかより、まさかの対決に冷や汗をかく。
「君が持っていていいよ」
「…え?」
予想外の言葉に驚いて見上げたキョーコは、蓮が微笑みが悲しげに見えて一瞬息を詰めた。
「悪い魔法使いから守ってあげて?」
「ええと、あの…」
応援、された?敦賀さんは、悪い魔法使いではなかった?なら
「…敦賀さんは、守れないんですか?」
「残念だけど」
「どうして」
「一度彼を、裏切ってしまったからね」
「裏切り…」
「きちんと彼を信じている君なら、彼を守る事が出来る」
「彼って」
「俺の中では男なんだけど、違う?」
「そう…そうです!コーンは小さな男の子です!」
「コーン?」
「名前が呼べ無いのは淋しいので、付けさせて頂きました!本当はもっとちゃんとした名前をと思ったんですが…その、オデットとかラプンチェルとかしか、男の子の名前が思い付かなくて」
「そう…そうだね、コーンは小さな男の子。髪は金色で瞳は碧」
「私の想像通りです!敦賀さんは姿を見た事があるんですか!?」
「想像だよ」
「でも、全然知らない二人が同じ姿を思い浮かべるなんて偶然じゃないですよね!?コーンは絶対その姿なんです!敦賀さん、仲間として協力して下さい!」
握り拳を作ったキョーコが詰め寄り、勢いに圧された蓮の背中が壁にぶつかった。
ありがとうございます、で終わりじゃないのか?
「な、何を?」
「コーンを石から出すために魔法使いを探しているんです!敦賀さん、心当たりはありませんか!?」
「心当たり、と言われても」
「今は無くても、これからあるかもしれません!」
鞄から手帳とペンを出し書いたページを破り蓮に差し出す。
「私の携帯番号です!ピンと来たらご連絡を!」
「あ、ああ…」
「ご協力お願いします!」
勢いよく頭を下げ意気揚々と去っていくキョーコを、蓮は再び呆然と見送る。
「…本当に、信じているのか?」
でも、馬鹿らしいと笑う気にはなれない。
彼女ならきっと、どんなに否定されてもその存在を信じ生かし続けるだろう。
それが彼ではなくても。
その強さが羨ましいと思う。




 






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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2015/01/31(土) 17:11:34|
  2. フェアリーテイル
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  4. | コメント:0
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