六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

きらきらひかる 3

「アンタ馬鹿じゃない?」
親友の奏江には隠し事しないと決めていたから全て話して先程のお言葉を頂いた。
「はい…つくづく…そう思います…」
冷静なり、好きでもない人と付き合うなんて…付き合わせるなんてなんて馬鹿な真似をしたんだろうと思う。でも松太郎への怒りは治まらない。自分でも変な方向に暴走していると分かっているけど止まれない。
「保津周平ね…」
奏江は本当に綺麗だからモデルを仕事にしているのは正解だと思う。長い足を組み頬杖を付き考える姿さえも美しくうんうんと頷きながら見とれてしまった。
「ま、あの男なら大丈夫だと思うけど」
「モー子さん知ってるの?」
「もー!その渾名言わないでって言ってるでしょー!」
「ごめんなさい!」
しまった見とれ過ぎた。
「…噂だけね」
気が付いたら何時も同じ姿で居る。人嫌いらしく誰とも話そうとしないし関わろうとしない上に無表情だから誰も関わろうとしない。そして気が付いたら居ない。
「凄く…変わった人、という事ですね…」
「悪い噂はないけど、一応気を付けなさいよ」
「うん…」
保津周平は、いい人なんじゃないかな?
あの時。
なかなか帰って来ない彼にふつふつと沸いた怒りが頂点に達しようとした頃、やっと戻ってきて一言。
「近くに無かった」
無理矢理付き合わされる事になった女の為に、わざわざ遠くの自販機まで砂糖ミルク入りのコーヒーを買いに行ってくれた。
「あ、ありがとう、ございます」
驚いてそれだけしか言えなかったけど、私の頭はこの出来事で急速に冷えていった。
「もう一つ、忠告しておくわ」
私の顔を見ていた奏江が眉間に皺を寄せる。
「キョーコの悪い所はお節介過ぎる事よ。気を付けない」
「はい」
「ま、良い所でもあるんだけどね」
「モー子さぁぁぁん!」
嬉しさの余り抱き付こうとして、身を翻された。



スポンサーサイト

テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/07/19(土) 19:31:08|
  2. きらきらひかる
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<彼の責任 | ホーム | 初めての朝>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sunagarekenji.blog34.fc2.com/tb.php/321-9de88baa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。