六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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リバーレース

一人暮らしの記念にと蓮から渡されたのは真っ白なリバーレースのハンカチで、キョーコは思わず息を飲んだ。
「…ありがとうございます!凄く欲しかったんです!」
ショーウィンドウに飾られているのを見て一目惚れしたのだ。薔薇とリーフがあしらわれたアンティーク柄のそれはキョーコのハートのど真ん中を撃ち抜いたのだけど。
使い道がない。おまけに高い。
それでも諦め切れず何度も通って眺めてて、そして泣く泣く諦めた。
…そう言えば、その何度かの内敦賀さんと一緒だった時があった。
「良かった、喜んで貰えて」
「大事にします!」
広げると思ったよりも大きくて、膝をすっぽりと覆ってしまう。
「お姫様のドレスみたいですね」
「そうだね」
えへへと笑うキョーコの膝から蓮はレースを外すとふわりと頭に被せた。
「こうすると花嫁さんだ」
花嫁。
その言葉に恥ずかしくなり思わずうつ向く。
そうだ、ウェディングベールはリバーレースで作るんだった。
蓮の手がレースの端を持ち上げるのを見て少し顔を上げる。
「…では、誓いのキス、を」
覗き込んだ顔にそう言って、キョーコは目を閉じた。






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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/04/29(火) 17:12:13|
  2. 短編小説
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  4. | コメント:0
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