六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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ほんとうのおひめさま

高い天蓋付きのベットに何枚も重ねられたふかふかのお布団
「すごーい!」
何時もは恐縮する恋人も今回ばかりは目の前の状況に気を取られているらしく大興奮でベットの周りをくるくる踊るように歩いている。
きっかけは彼女の好きなお姫様の話からだった。
「私も一度天蓋付きのベットで寝てみたいです」
おねだりではなく夢の話だとは分かっていたけど、彼女好みのベットを買って"彼女の部屋"に置いた。勿論それに似合うナイトウェアも。魅力的な姿だけど…暫く一人で寝る事になるのは我慢しよう。
「お布団が積み上げられてますね。お姫様はどうやって横になるんだろう?」
「王子様が抱いて運ぶんだろ?」
その役目は勿論俺。
「ではお姫様どうぞ」
広げた腕の中に恋人が嬉しそうに飛び込んできた。


「…おはようございます」
昨夜とはうって変わってテンションの低い彼女に砂糖とミルクたっぷりのコーヒーを入れる。
「おはよう。よく寝れた?」
「…いえその…あの敦賀さん、これ…」
差し出された掌には彼女好みの華奢なデザインのペンダント。
「お布団の一番下から出てきたんです」
「それが気になって寝れなかった?凄い、本当のお姫様だね」
「やっぱり敦賀さん知っていたんですね!?そのお姫様のお話!」
本当のお姫様をお妃にしたい王子様が何枚も重ねた布団の一番下にさやえんどうを入れたベットに訪れるお姫様達を寝かせる。只一人、硬い物が背中に当たり眠れなかったと言ったお姫様が本当のお姫様だと結婚した話。
彼女はきっとベットの中で色々なお姫様に思いを馳せている時に気が付きベットの下を探ったのだろうけど。
「何で?天蓋付きのベットに何枚ものふかふかのお布団、ナイトウェアにペンダントまで!何かの記念日?それにしてもここまでしてもらう理由が分かりません!」
「理由ならあるよ?今日はホワイトデー、バレンタインのお返し」
「バレンタインって…私大した物贈ってませんよ!?」
「いいじゃない。当然の事だよ?」
動揺する恋人の額にキスを落とす。
俺にとって
「キョーコは本当のお姫様なんだから」


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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2014/03/14(金) 00:00:00|
  2. 短編小説
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