六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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クロスワールド13

前より暗くて、寒い。
周りを見渡すと、遠くに誰かが立っている。
クオン君だ。
背中の向けているから顔は判らないけど、確かにクオン君。
纏う空気が痛い。
「クオン君、どうしたの?」
踏み出した足元から水音が聞こえて下をみる。
「……………!」
赤い。
血だ。
途端に鉄臭さが鼻をつく。吐きそう。
「クオン君!」
背中にすがりつき揺さぶる。
「クオン君、ここに居ちゃ駄目!こんな暗い所にいたら本当に天国に行けないわよ!」

俺は天国には行けない

行ってはいけないんだ

「そんな事ない!」

…が、ここに居ろと
俺も死ねばいいんだと

「私はそんな事思ってない!クオン君が生きてたら嬉しいよ!私の世界でクオン君に会いたいよ!!」

誰も
居ないんだ
みんな
俺を置いていってしまう

一度振り解かれた腕を掴んで。
「私を置いていってしまうのはクオン君の方だわ!もう…そんなに天国に行きたくないなら、ずっと私の側にいればいい!」
涙でぐちゃぐちゃになりながら叫ぶ。

「だから帰ろう!天国が無いなら、私の部屋に、私達の部屋に帰ろう!!私の所に、私の側に帰ってきて!」



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  1. 2014/01/13(月) 06:47:39|
  2. クロスワールド (完)
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