六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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恋人はサンタクロース

ハロウィンを過ぎると、街は徐々にクリスマスカラーに染まっていく。
「寒いなぁ、蓮。今日の気温12月中旬並みだって」
「そうなんですか?寒いはずですね」
「…本当に寒いと思ってるのか?」
「寒いですよ」
薄手のハイネックセーターにハーフコート。
自分はダウンを着てきたというのに。
「寒さに強いんです」
「暑さにもだろ?気温感じてる?」
「人を機械みたいに言うのは止めて下さい」
そんな軽口を叩きながら事務所に入る。
イベント好きな社長はクリスマスが待ちきれないらしい。既に社内は赤と緑が溢れている。
「メリークリスマス!社長主催のクリスマスパーティーは12月14日ですよ~」
間違える筈もない愛しい人の声に姿を探すと。
「!!!」
そこには三人の気の早いサンタクロース。
「あれ、もう招待状渡しているの?」
「今年もグレーテストパーティーをするので前倒しになりました。去年出席率が悪かったので早く予定にいれるようにとの事です」
にっこり笑いながら小さなプレゼントとカードを社に渡すキョーコは本当に可愛いと思う。
サンタクロースをイメージした服もよく似合っていると思う。
ただ。いかんせん。

露出が多すぎるのだ。

セツカの時自分が必死に隠した肩も胸元も足も出して。
一緒に仕事している琴南さんも天宮さんもきっちり肌が隠されてるのに、何で君だけ?
俺のあの努力は一体なんだったんだ?
「敦賀さんも、どうぞ」
ぐるぐる回る思考は目の前に広がる白い肌に途切れた。
「きゃ!?」
「な!?」
「え、えええ!?」
軽々とキョーコを肩に担ぎ上げ歩き出す。
「きゃー!敦賀さん大胆!」
何故か喜ぶ千織。
「ちょっと!あんただけこの恥ずかしい状況から逃げようって言うの!?」
怒る奏江。
「違うわモー子さん~怒らないで~!!」
俺以外には見せなく無い。
後ろで叫ぶ三人の声は耳に入らず、その思いだけで人目も気にせず突き進む。
「ちょ、敦賀さん!私お仕事中…」
「仕事は選びなさい!」
社長命令だから断れ無いのだろうが、そう言わずにはいられない。

じゃないと俺の理性が色々と危ないから!


「どうだ蓮。俺からの一足早いクリスマスプレゼントは」
高笑いのローリィに蓮が切れるのはそれから三時間後の話。


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  1. 2013/11/30(土) 18:35:11|
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