六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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本誌妄想 3

「…そこまで知ってて自分の事だと思わなかったの?」
「分かるわけ無いじゃないですか!だって敦賀さん隠れプレイボーイ…」
抗議をしようとして上げた顔を肩に押し付けられる。
「ごめん、今は顔みないで」
敦賀さん、耳、真っ赤だ。
「俺の初恋はキョーコちゃんちゃんだし、これまでも、これからも愛しているのは最上さんだけだ。信じて。最上さんさえ側に居てくれたら何も要らない」
クラクラする世界の中で、必死に言葉を出す。
「…駄目ですよ、そんな馬鹿な事言っちゃ…」
「そうだね。でも、本当の事だ」
自分を抱いていた腕の力が緩んで、キョーコはやっとクオン…蓮の顔をまともに見る事ができた。
穏やかに笑う蓮の顔をずっと見ていたいのに。
頬から首筋、そしておとがいを撫でる指がくすぐったくて思わず目を瞑る。
つ、と顔を上に向かされて

…あ、海ってこんな味なんだ

「ところで、最上さん」
"初めてのキス"にボンヤリするキョーコに、囁く。
「純潔って、言葉の意味分かってる?」
「はえ?」
「気持ちとか、唇だけの問題じゃないんだけど」
「え?その他に何かあるんですか?」
首を傾げるキョーコに、蓮はやっぱり…と肩を落とす。
「うん、分かってた。分かってたけどね」
「何ですか敦賀さん、教えてください」
「最上さんにはまだ早いよ」
「また子供扱いですか?」
苦笑しながらむくれるキョーコの手を取る。
「じゃあ教えてあげるけど、俺から逃げない?」
「逃げません!むしろ受けて立ちます!」
「今の言葉忘れない?」
「一生涯忘れません!」
「俺も忘れないからね」
―――セイテキに潔白って意味もあるんだ

せいてき?政敵?静的?性…

「!!!!!!敦賀さんのバカ~!!破廉恥!スケベ~!」
「でも受けて立ってくれるんだよね?」
「うっ」
「まぁおいおい、ね。まず聞きだい事もあるし」
「な、何ですか?」
「大切な人は作れないって話、どうして知っているのかな?」
「コケ―――――!」
「これからゆっくり、詳しく話してもらおうか」
しっかりと握り締める手を引いて歩き出す。

「お、お手柔らかにお願いします」
「そのつもり」
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  1. 2013/11/23(土) 15:57:45|
  2. 中編小説
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