六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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原罪

まるで楽園に住むアダムとイブのよう。

二人きりの空間。

顔を撫で、抱き締めて、髪にキスをする。
「セツ、愛している」
優しい囁きと共に。

神に創られた兄であるアダムは、自分の肋骨から生まれた妹のイブをこんな風に愛したのかもしれない。

手を握り、広い胸の中に身体を預け、頬を摺り寄せる
「私もよ、兄さん」

でもイブは…私は禁断の果実を食べてしまった。
心の奥深く、閉ざした箱の中にいた蛇によって。

捨てきれない恥じらい。
兄としてではなく、一人の男に対して向かう欲望。

駄目

"兄"を楽園から追放されるような真似だけはしてはいけない。

私が罪を隠しきれば、このまま二人、場所は違っても楽園にいられる。

だから

「愛してる」
呼べない名前を、心の中で呟いた。

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  1. 2013/10/26(土) 22:31:32|
  2. 短編小説
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