六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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夢を見る(side-K) 1

私は山道を駈け登る。

早く、早く会いたい。

どうして今日はみんな意地悪するの?いつもは石の妖精さんも、草の妖精さんも、木の妖精さんも皆キョーコちゃんいってらっしゃいって道を開けてくれるのに。とおせんぼされた私の、ワンピースから出た足や腕はあちこち傷だからけ。思わずしゃがんで泣きたくなるのを我慢して、私はまた走り出す。

もうすぐ、もうすぐ会える。

視界が開けて、声を上げる。
「コーン!どこぉ?コーン!」

金色の髪と緑の目の、妖精の王子様。

「コー…ン…」
やっぱり、コーンは妖精の国に帰っちゃったんだ。もう会えないって、言ってた。お手紙も書けないって。その時くれた魔法の石は手の中にあるけど、悲しくて、寂しくて、また会いたくて…まだいるかもって思って来たけど…やっぱり…

「ふぇ…」
どうしてここはこんなに寒いんだろう?きっとコーンが居ないからだ。
我慢出来なくなってボロボロ涙が出る。

その時後ろからふわりと暖かい空気に包まれた。
「…キョーコちゃん」
コーンの声だ!よかった、まだいたんだ!私が泣いているとコーンが悲しそうな顔をするから急いで涙を拭く。それにもう、泣かなくていい。だって、コーンがいるんだもん!


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  1. 2009/06/28(日) 08:15:26|
  2. 短編小説
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