六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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遊園地3

ガタン、と音を立てて動き出す。
「…あの時私、凄く頑張ったのに、敦賀さん百点くれなかった…」
「え、ああ…だって」
彼の顔がみるみる赤くなって、膨れっ面で目を逸らす
「だって最上さん、あの時」
最後の言葉は風を切る音と皆の絶叫でかき消された。

「敦賀さん!」
降りた後早足で歩き出して、こちらを見ようともしない背中を慌てて追いかける。
「すみません、最後聞こえなかったんです。もう一度言って貰えませんか?」
「…別に大した事じゃないから」
「いいえ!大事な事だったんでしょ?だから怒ってるんじゃないですか?」
「大した事じゃ無いって」
「いいえ!きっと大事な事です!」
「最上さん?」
キラリストの笑顔でこちらを向いた彼の一言。
「大した事無いって言ってるだろ?余りしつこいと…キスで口塞ぐよ?」
「キ…?!!!」
5メートル位後ろに飛び退いた私に苦笑しながら、手を差し延べて。
「ほら、折角来たのにつまらない話で喧嘩しても面白くないだろ?もっと楽しもう」
これ以上食い下がるときっと魔王か帝王が降臨する。
「…はい」
ちょっと納得行かないけど、私は差し出された手を取った。


あれからもう何年も経つけど、未だに蓮さんは教えてくれない。


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  1. 2009/06/18(木) 11:18:33|
  2. 短編小説
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