六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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ホォトフレーム

ゆっくりと店内を見回して、目的の物を探し出す。

例え本来の目的に使われなくても。
喜ぶ顔が見たくて。

使える時間全てを使って、彼女の好みに合わせた物を選ぶ。

「お帰りなさい、敦賀さん」
「ただいま」
挨拶の後は必ず短いキス。
「これ、プレゼント」
「開けていいですか?」
「どうぞ」
出て来たホォトフレームに予想外の不満顔。
「気に入らなかった?」
「…私も敦賀さんにプレゼントがあるんです」
渡された包みを開けると、最上さんの写真入りホォトフレーム。
「敦賀さんの方には写真が入っていません」
「…知ってたの?」
「夕方に知って慌てて買って来ました。写真はどれが良いのか分からなくて…結局モー子さんに選んで貰いました」
一番アンタらしい、と言われたという写真の中の最上さんは、勝ち気な顔で手でピストルを作りこちらを狙い撃ちしている。
「…俺も朝知って、慌てて買って来たんだ。写真は最上さんが選んで?」
お互いの思いの丈を知らせる長いキス。

今日6月12日は聖人アントニオの命日の前日。ブラジルでは恋人の日。恋人同士フォトフレームに自分の写真を入れて贈り合い、愛を確かめるという。

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  1. 2009/06/13(土) 06:42:31|
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