六華(スキップビート二次小説)

スキビ小説が書きたくなって開きました。いつか雪のように無くなります

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てのひら。2

泣いていた赤ちゃんは、親の愛の中いつか泣きやみ、支えられながら幸せを探す。それは何時か愛する人となり…。
親の愛を知らず、唯一の王子様と思っていた男に捨てられた私は、幸せを探せるんだろうか?

「私…生まれた時、幸せを掴んでいたのかしら…?」

今幸せかと聞かれたら、幸せと答えられる。きっかけはどうであれ、芝居という生き甲斐を見つけて、親友も出来た。大事にしてくれる大人達もいるし、目標とする先輩もいる。

だけど。

私には時々砂で出来た城の様に感じる。何時か崩れて全て手の平から零れ落ちるんじゃないか…そんな不安。

「あ、すみません、私ったらまたボンヤリして」
誤魔化そうと笑ったら、敦賀さんの手が伸びて…私の手を掴んだ。
「つ、敦賀さん?」
ビックリして慌てて手を引っ込めようとしたけど。しっかり握られてて…顔を見ると、凄く優しい…だけど何処か寂しげな目と合う。
「…これも、握り締めるって言うよね」
敦賀さんの、大きな暖かい手。
「最上さん、知ってる?人の魂は地上に降りる時に二つに分かれるんだよ」
「…」
「人は生まれてから、別れた魂を探す為に生きるんだって…」
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  1. 2009/06/08(月) 11:44:11|
  2. 短編小説
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